東京のクラシックロックバー
日本は早くからイギリスやアメリカのロックを熱烈に受け入れてきました。1966年にはビートルズが日本武道館で公演し、70年代を通じて東京は英米の大物バンドが必ず立ち寄る街になりました。その時代から、60〜80年代の音楽を大切に扱う小さなロックバーの文化が生まれ、何十年も続く店もあります。渋谷の B.Y.G は1969年、グランドファーザーズは1971年の開店です。東京には今も、レッド・ツェッペリンやローリング・ストーンズ、ビートルズが店の定番になっているバーが何十軒もあります。
店にはそれぞれ個性があります。ひとつのバンドを軸にした店としては、下北沢のビートルズのライブバー、渋谷のローリング・ストーンズのバー、レッド・ツェッペリンをよくかけることで知られる池袋のバーなど。時代を絞った店もあり、池袋駅近くには70〜80年代のアメリカンロック、歌舞伎町には70〜80年代のブリティッシュロックの店があります。レコードバーの中心は渋谷、とくに道玄坂周辺で、こだわりの音響でアナログ盤をかけています。上野・新橋・赤坂・銀座には観光や仕事の後に一杯やるのにぴったりの落ち着いた店があり、中央線沿いの高円寺や吉祥寺には60〜70年代のロックやブルースがかかる気取らない店があります。
多くの店が「大人の隠れ家」をうたっていて、音楽の話をするのが楽しみの半分です。リクエストを歓迎する店も多く、新橋の Rock Bar 童夢や上野の20世紀ロックのように、CDやレコードの持ち込みができる店もあります。ライブを楽しめる店もあり、赤坂の Rock Bar HEAVEN にはハウスバンドがいてスタッフとの飛び入りセッションができ、歌舞伎町のクロウダディ・クラブにはステージと楽器があります。ロックと一緒にしっかり食事をしたいなら、上野駅構内のハードロックカフェが最初の一軒として手軽です。
このガイドの店(25店)
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東京の編集部イチオシ:電車で行く価値あり
行く前に
リクエストするときは、バンド名だけでなくアルバム名も伝えると通じやすく、次の曲を店の人に任せるのもありです。レコードをかける店では、誘われない限りプレーヤーやジャケットは店の人に任せましょう。カウンター中心の小さな店が多く、チャージ(席料)が会計に加わることもあります。支払いは現金がいちばん確実です。
小さな店は営業時間や休みが変わりやすく、貸切で閉まることもあるので、出かける前に店の公式サイトや公式SNSを見ておきましょう。喫煙のルールは店によって違います。日本の飲酒可能年齢は20歳です。渋谷・新宿・上野はどこも電車で行きやすく、近くのレコード店とあわせて回れば、いい夜になります。
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